脂肪溶解注射のダウンタイム|経過・期間・過ごし方
このページで紹介する製剤には、日本国内で医薬品としての承認を受けていないものが含まれます。これらは医師の責任のもとで個人輸入された医薬品等であり、国内で承認された医薬品と同一の有効性・安全性が保証されているわけではありません。同一成分の国内承認医薬品が存在しない場合があります。万一健康被害が生じても、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。諸外国における安全性等の情報は製剤ごとに異なります。施術を受ける際は、必ず医師から十分な説明を受けてください。
ダウンタイムの全体像
あご下などに腫れ・むくみ・内出血が数日〜1週間。マスクで隠しやすい施術です(個人差あり)。
ダウンタイムの目安は数日〜1週間(強い腫れ・むくみは2〜3日がピークになりやすい)、人前に出られるようになるのは当日〜翌日から可能なことが多い(強い腫れが気になる場合はマスク着用で)。出方には個人差がありますが一般的です。腫れや内出血の出方には体質・施術範囲による個人差があります。
当日〜完成までの経過
注射直後から腫れ・むくみ・熱感が出やすい時期です。チクチクした痛みや圧痛を感じることもあります。注入部位が膨らんだように見えることがありますが、これは薬剤と一時的な炎症によるものとされます。当日はメイクは控えめにし、激しい運動・飲酒・湯船での入浴は避けて安静に過ごしましょう。
腫れ・むくみがピークになりやすい時期です。人によっては内出血が現れ始めます。フェイスラインがぼやけて見えたり、押すと痛んだりすることがありますが、多くは数日で落ち着いていきます。マスクで自然にカバーしやすい時期です。
強い腫れは引き始め、むくみも軽減していくことが多い時期です。内出血が出ている場合は青〜紫色に変化していきます。硬さやしこり感が残ることがありますが、無理に強くマッサージしないようにしましょう。
多くの方で目立つ腫れは落ち着いてくる時期です。内出血は黄色っぽく変化しながら薄くなっていきます。脂肪が減る変化はこの先ゆっくり現れてくるとされるため、効果の判断はもう少し先になります。
腫れ・むくみはほぼ解消し、内出血も目立たなくなることが多い時期です。施術によるダウンタイムは概ね落ち着き、フェイスラインの変化を感じ始める方もいますが、感じ方には個人差があります。
分解された脂肪が徐々に排出され、変化が現れてくるとされる時期です。1回で大きく変わるわけではないことが多く、複数回の施術で少しずつ整えていくのが一般的です。
複数回(目安として数回程度)の施術を経て、目指す状態に近づいていくことが多いとされます。必要回数や間隔は部位・薬剤・脂肪量によって異なり個人差があるため、医師と相談しながら計画を立てることをおすすめします。
バーは腫れの程度の目安です(個人差があります)。
出やすい症状
| 症状 | 頻度 | 出る時期 | 続く期間 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 腫れ・むくみ | 高 | 当日(注射直後) | 2〜5日(人により1週間程度残ることも) | 薬剤の刺激による炎症反応とされます。あご下など脂肪が多い部位ほど出やすい傾向があり、出方には個人差があります |
| 内出血(青あざ) | 中 | 当日〜翌日 | 1〜2週間 | 針が細い血管に当たると生じることがあります。多くは黄色く変化しながら徐々に薄くなっていきます |
| 痛み・圧痛・熱感 | 高 | 当日〜翌日 | 2〜4日 | 押すと痛む、ジンジンするような感覚が出ることがあります。薬剤の種類により出やすさが異なります |
| 硬さ・しこり感 | 中 | 数日後 | 1〜数週間(まれにより長引くことも) | 脂肪が分解される過程で一時的に触れて硬く感じることがあります。長く残る場合は受診をご検討ください |
| かゆみ・赤み | 低 | 当日〜数日 | 数日 | 薬剤への反応のことがあります。強いかゆみや広がる赤みが出た場合は受診してください |
| だるさ・微熱感 | 低 | 当日〜翌日 | 1〜2日 | 広範囲に注入した場合などにみられることがあります。高熱や強い症状が続く場合は受診してください |
いつから○○できる?(生活の制限)
| 項目 | 解禁の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| メイク | 翌日から(注入部位を避ければ当日も可の場合あり) | 当日は刺し跡からの感染予防のため注入部位のメイクは控えめにしましょう。赤みや内出血はファンデーション・コンシーラーでカバーしやすいです |
| 洗顔 | 当日から可(やさしく) | こすらず、刺激を与えないように洗いましょう。注入部位を強くマッサージしないようにしてください |
| シャワー・入浴 | シャワーは当日から、湯船は翌日以降が目安 | 当日の長湯や血行が過度に良くなる入浴は腫れ・内出血を強めることがあるため避けましょう |
| 飲酒 | 翌日以降(当日は避ける) | アルコールは血行を促し腫れ・内出血が悪化しやすいため、当日は控えるのが無難です |
| 運動 | 軽い運動は翌日以降、激しい運動は2〜3日後を目安に | 当日の激しい運動は血行が良くなり腫れの一因になります。軽い運動でも当日は避けると安心です |
| サウナ・岩盤浴 | 2〜3日後(腫れが落ち着いてから) | 強い発汗・血行促進は腫れ・むくみを長引かせることがあります |
| うつ伏せ・強い圧迫 | 当日〜数日は避ける | 注入部位を圧迫すると薬剤の広がりや内出血に影響することがあるため、当日は枕の当て方などに注意しましょう |
| 強いマッサージ・エステ | 医師の指示に従う(数日〜様子を見て) | 自己判断で強く揉むのは避け、推奨される場合のみ軽く行いましょう |
痛み・麻酔について
痛みの程度の目安は 軽い。麻酔なしで受けられる場合もありますが、痛みが心配な場合は表面麻酔や冷却で和らげる対応がとられることもあります。対応方法は医療機関により異なります注射時にチクッとした痛みや、薬剤が広がる際のしみるような感覚・熱感を感じることがあります。施術後は2〜4日ほど、押すと痛む圧痛が残ることがありますが、多くは日常生活に大きな支障のない範囲とされます。薬剤の種類によって痛みの出やすさは異なり、感じ方には個人差があります。
ダウンタイムを短く・楽にするコツ
- 当日は注入部位を冷やしすぎない範囲で軽く冷却すると、腫れ・熱感を和らげやすいとされます(医師の指示に従ってください)
- 施術後数日は飲酒・激しい運動・サウナ・長湯など血行を強く促す行為を控えると、腫れ・内出血が長引きにくいとされます
- 塩分の摂りすぎを控え、水分を適度にとってむくみを溜めないように心がけましょう
- 内出血が気になる場合は医師に相談しましょう。内出血が出やすい体質の方は、事前にその旨を伝えておくと安心です
- 睡眠と休養を十分にとり、就寝時は頭を少し高くするとむくみが引きやすいとされます
リスク・副作用(正直に)
- 腫れ・むくみ・内出血・痛みなどのダウンタイム症状が生じます(程度には個人差が大きい)
- 効果の現れ方には個人差があり、1回では実感しにくいことや、複数回必要になることが多い
- 注入部位の硬さ・しこり、左右差や凹凸が一時的に生じることがある
- まれにアレルギー反応・強い炎症・感染が起こることがある
- 薬剤や注入手技によっては、神経・血管への影響や、予期しない皮膚の変化・たるみが生じる可能性がある
- 薬剤の種類によって成分・想定される効果・リスクが異なるため、使用する薬剤の説明を受けることが大切です
- 上記は一般的な情報です。持病やアレルギー、服用中の薬がある方、妊娠・授乳中の方は、必ず事前に医師へ相談してください
ほかの施術との間隔・組み合わせ
「脂肪溶解注射」と他の施術を受ける場合の目安です。結婚式・撮影など大切な予定の1〜2週間前までには受けておくと、腫れ・内出血が引いた状態で臨みやすいです。変化を見せたい場合は、数ヶ月前から計画的に複数回受けることを検討するとよいでしょう 同じ施術を繰り返す目安は同じ部位への再施術は2〜4週間ほど間隔をあけるのが一般的とされます(薬剤や部位により異なります)。前回の腫れが落ち着いてから次回を行います。具体的な間隔は医師の指示に従ってください。
| 組み合わせる施術 | タイミング | あける期間 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ボツリヌス毒素注射(エラ・あご) | 同日可 | 同日、または日を分けて(医師の判断による) | 作用する目的が異なり併用されることもありますが、同日に行う場合は注入部位や量の調整が必要なため、医師の判断に従ってください |
| ヒアルロン酸注入 | 要間隔 | 1〜2週間程度(医師の判断による) | 近接部位に同日で行うと腫れや内出血が重なり経過の判断が難しくなることがあります。部位が異なれば同日可のこともありますが、間隔をあける場合が多いです |
| 高密度焦点式超音波・高周波などのたるみ治療 | 要間隔 | 1〜2週間程度(医師の判断による) | 熱を加える施術と組み合わせると腫れ・むくみが強まることがあるため、注射の腫れが落ち着いてから行うのが無難です |
| 脂肪吸引 | 非推奨 | 数週間以上あけて医師と相談 | 同部位への外科的処置とは目的・ダウンタイムが大きく異なり、同時期の併用は経過が複雑になりやすいため、十分な間隔をあけ医師と相談のうえ検討します |
| レーザー・光治療(フェイシャル) | 要間隔 | 1〜2週間程度(医師の判断による) | 注射部位に炎症がある状態で熱刺激を加えると、腫れや色素沈着のリスクが上がることがあるため、腫れが引いてから行うのが安心です |
こんな人に向いています/慎重に
向いている
- あご下(二重あご)やフェイスラインの部分的な脂肪が気になる方
- メスを使わず、ダウンタイムを抑えながら少しずつ変化させたい方
- 頬や口元など細かい部位の脂肪を整えたい方
- 脂肪吸引までは踏み切れず、まず注入による方法を試してみたい方
慎重に検討
- 広範囲の大きな脂肪を一度に減らしたい方(外科的処置が適する場合があります)
- 使用予定の薬剤の成分にアレルギーがある方
- 妊娠中・授乳中の方
- 注入予定部位に皮膚トラブルや感染がある方
- 重い持病がある方や、過度な即効性を期待される方(事前に医師へ相談してください)