発毛メソセラピー(頭皮注入)のダウンタイム|経過・期間・過ごし方
このページで紹介する製剤には、日本国内で医薬品としての承認を受けていないものが含まれます。これらは医師の責任のもとで個人輸入された医薬品等であり、国内で承認された医薬品と同一の有効性・安全性が保証されているわけではありません。同一成分の国内承認医薬品が存在しない場合があります。万一健康被害が生じても、医薬品副作用被害救済制度の対象にはなりません。諸外国における安全性等の情報は製剤ごとに異なります。施術を受ける際は、必ず医師から十分な説明を受けてください。
ダウンタイムの全体像
針あと・赤みは数時間〜数日が目安です。髪で隠れやすく、仕事や外出は当日〜翌日から可能なことが多いとされます。
ダウンタイムの目安は数時間〜2〜3日(内出血が出た場合は1〜2週間ほどで薄くなることが多い)、人前に出られるようになるのは当日〜翌日から可能なことが多いとされます(頭皮の赤みや針あとは髪で隠れやすい)が一般的です。腫れや内出血の出方には体質・施術範囲による個人差があります。
当日〜完成までの経過
注入部位に針あと・赤み・ヒリつきが出ることがあります。当日の洗髪は控えるよう案内されることが一般的で、シャワーは首から下であれば可とされることが多いです。飲酒・激しい運動・サウナなど血行が過度に高まる行為は避けると安心です。帽子は清潔なものであれば当日から使えるとされることが多いですが、施設の指示に従ってください。
赤みやヒリつきは薄れ始める方が多い時期です。洗髪はぬるま湯で優しく再開できることが一般的とされます(再開時期は施設により異なります)。仕事や外出は通常どおり可能なことが多く、針あとは髪で隠れてほとんど気づかれにくいとされます。
赤み・ヒリつきはほぼ落ち着くことが多い時期です。回復の過程で軽いかゆみが出ることがありますが、かきむしらず冷やして様子をみます。運動やサウナもこの頃から徐々に再開できるとされます。
針あとはほとんど分からなくなることが多いです。内出血が出ていた場合も薄くなってくる時期です。ヘアカラーやパーマは頭皮への刺激になるため、もう少し先(1〜2週間後)を目安に、赤みが完全に落ち着いてからが安心です。
頭皮の状態は通常どおりに戻っていることが多い時期です。発毛メソセラピーは2〜4週間おきに複数回続けるプランが一般的とされ、この時点で目に見える変化を判断するのはまだ早いとされます。次回の時期は頭皮の状態をみて医師が調整します。
複数回の施術と内服・外用の治療を続けた場合に、抜け毛の変化や産毛の成長を写真などで比較しながら評価していく時期とされます。効果のあらわれ方には個人差が大きいため、続けるかどうかは経過を踏まえて医師と相談して決めます。
バーは腫れの程度の目安です(個人差があります)。
出やすい症状
| 症状 | 頻度 | 出る時期 | 続く期間 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 針あと・点状の赤み | 高 | 施術直後 | 数時間〜2〜3日 | 注入した点に沿って赤みが出ることがありますが、髪に隠れて目立ちにくいことが多いとされます。 |
| にじむ程度の出血 | 中 | 施術直後 | 当日中 | 頭皮は血流が豊富なため針あとから少量にじむことがありますが、通常は圧迫で速やかに止まるとされます。 |
| 痛み・ヒリつき | 中 | 施術直後〜翌日 | 数時間〜2〜3日 | 触れるとチリチリする感覚が残ることがありますが、多くは数日以内に落ち着くとされます。 |
| 腫れ・頭皮の張り感 | 中 | 施術直後〜翌日 | 数時間〜2日 | 注入量が多い部位では一時的に頭皮が張った感じになることがあります。生え際付近への注入では、まれに額側にむくみが下りてくることがあります。 |
| かゆみ | 低 | 翌日〜数日 | 数日 | 回復の過程で軽いかゆみが出ることがあります。かきむしると赤みが長引くため、冷やすなどで対応し、強い場合は医療機関に相談してください。 |
| 内出血(青あざ) | 低 | 当日〜翌日 | 1〜2週間 | 髪で隠れることが多いですが、生え際など目に入りやすい部位に出た場合は前髪やメイクでカバーします。 |
いつから○○できる?(生活の制限)
| 項目 | 解禁の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 洗髪 | 翌日から(こすらず優しく) | 当日は針あとへの刺激や感染を避けるため控えるよう案内されることが一般的です。再開後も爪を立てず指の腹で洗い、ぬるめのお湯を使うと安心です。施設により当日夜から可の場合もあります。 |
| シャワー | 当日から可(頭皮を避けて首から下) | 頭皮を濡らしてよい時期は施設により異なるため、受けた医療機関の指示に従ってください。 |
| 入浴(湯船) | 翌日から | 当日の長湯は血行が高まり、赤みやかゆみが強まることがあるため避けると安心です。 |
| メイク・洗顔 | 当日から通常どおり | 施術部位は頭皮のため、顔のメイクや洗顔は基本的に制限されないことが多いとされます。生え際に注入した場合はその部分をこすらないようにします。 |
| 飲酒 | 翌日から | 当日の飲酒は赤みや内出血が出やすくなる可能性があるため避けると安心です。 |
| 運動 | 翌日から(軽い運動)/激しい運動は2〜3日後を目安に | 大量の汗が針あとに触れると刺激やかゆみの原因になることがあります。 |
| サウナ・岩盤浴 | 2〜3日後を目安に | 高温多湿で血行が促進され、赤みが長引くことがあるため数日控えると安心です。 |
| ヘアカラー・パーマ | 1〜2週間後を目安に | 薬剤が頭皮への刺激になるため、赤みが完全に落ち着いてからが安心です。時期は施術を受けた医療機関に確認してください。 |
| 帽子・ウィッグ | 当日から可とされることが多い | 清潔なものを選び、長時間の強い締め付けや蒸れは避けると安心です。 |
| 頭皮マッサージ・育毛用の外用薬 | 数日後〜1週間後を目安に(外用薬の再開時期は医師の指示に従う) | 針あとが落ち着くまで頭皮への強い刺激は避けます。使用中の外用薬がある場合は、休止と再開の時期を事前に医師へ確認しておくとスムーズです。 |
痛み・麻酔について
痛みの程度の目安は 軽い。表面麻酔クリームや冷却を併用する場合があります。痛みが不安な方は、施術方式も含めて事前に医師へご相談ください。頭皮は知覚が敏感な部位のため、注射で行う場合はチクチクとした痛みを感じやすいとされます。冷却や振動、極細針の使用、表面麻酔クリームなどで軽減を図る施設が多く、針を使わない導入機器(電気の力で浸透させる方式など)を選べる場合は痛みが軽い傾向があるとされます。感じ方には個人差があります。
ダウンタイムを短く・楽にするコツ
- 当日は飲酒・激しい運動・長風呂・サウナなど血行が過度に高まる行為を避けると、赤みや内出血が出にくくなる傾向があります。
- 洗髪の再開後もしばらくは爪を立てず、ぬるめのお湯で優しく洗うと頭皮への刺激を減らせます。
- 血をサラサラにする薬やサプリを使用している方は、内出血のリスクについて事前に医師へ相談しておくとリスク管理に役立ちます。
- かゆみが出てもかきむしらず、冷やして様子をみると赤みの長期化を防ぎやすいとされます。強いかゆみ・腫れ・膿などが続く場合は、早めに施術を受けた医療機関へ連絡してください。
リスク・副作用(正直に)
- 効果のあらわれ方には個人差が大きく、変化を実感できない場合もあります。発毛メソセラピー単独での有効性については、内服・外用によるAGA治療ほど質の高い根拠が確立していないと指摘されており、基本治療に対する補助的な位置づけで提案されることが一般的です。
- 注入に用いられる成長因子製剤やエクソソーム、注入用のミノキシジル製剤などの多くは、国内では未承認の医薬品・製剤です。医師の判断と責任のもとで個人輸入等により取り扱われることが多く、承認薬と同等の審査を経ていないため、未承認である旨・入手経路・国内の承認医薬品の有無・副作用の情報について、施術前に説明を受けて理解しておくことが大切です。
- 針あとの赤み・出血・内出血・痛み・かゆみのほか、まれに感染やアレルギー反応が起こることがあります。強い腫れ・膿・発熱などがあれば早めに施術を受けた医療機関へ連絡してください。
- 円形脱毛症や頭皮の皮膚疾患、内科的な病気による脱毛はこの施術の対象ではなく、原因への治療が優先されます。薄毛の原因の見極め(診断)が先になるため、自己判断で始めず医師の診察を受けてください。
- 効果の維持には複数回の継続や内服・外用治療との併用が前提とされることが多く、費用と期間の見通しを事前に確認しておくことが大切です。
- 妊娠中・授乳中の方は使用できる薬剤が限られます。受けるかどうか、薬剤の選択や治療計画については、必ず医師の診察を受けてご相談ください。
ほかの施術との間隔・組み合わせ
「発毛メソセラピー(頭皮注入)」と他の施術を受ける場合の目安です。結婚式・撮影など大切な予定がある場合は、赤みや内出血が出る可能性を見込み、予定の1週間以上前までに済ませておくと安心です。生え際や分け目への注入がある場合は、特に余裕をもって計画してください。 同じ施術を繰り返す目安は2〜4週間に1回のペースで複数回続けるプランが一般的とされます。頭皮の赤みや状態が落ち着いてから次回を行うため、間隔や回数は経過に応じて医師が調整します。。
| 組み合わせる施術 | タイミング | あける期間 | 理由 |
|---|---|---|---|
| AGA治療(内服薬・外用薬) | 同日可 | 併用が前提とされることが多い | メソセラピーは内服・外用の基本治療と組み合わせて行われることが多いとされます。基本は国内承認のある薬(フィナステリド内服・ミノキシジル外用など)で、ミノキシジル内服は国内未承認である点も含め、組み合わせは医師の診断のもとで決めます。 |
| 自毛植毛 | 要間隔 | 植毛手術の前後1ヶ月程度を目安に(執刀医の指示を優先) | 植毛手術の直前・直後は頭皮への針刺激を避けるのが一般的とされます。移植した毛の生着期間を妨げないよう、メソセラピーの休止と再開の時期は執刀医の判断に従ってください。 |
| 頭皮のマイクロニードリング(ダーマペン系) | 要間隔 | 1〜2週間程度を目安に | どちらも頭皮に微細な刺激を加える施術のため、同時期に重ねると赤みやヒリつきが強く出ることがあります。順番と間隔は医師が調整します。 |
| 顔への注入治療(ボトックス・ヒアルロン酸など) | 同日可 | 同日に受けられる場合があります | 施術部位が頭皮と顔で異なるため、同日に行えることが多いとされます。体調や麻酔の使用状況により調整されることがあるため、希望する場合は予約時に相談しておくとスムーズです。 |
こんな人に向いています/慎重に
向いている
- 抜け毛の増加や髪のボリューム低下が気になり始めた方
- 内服・外用のAGA治療に加えて、頭皮への直接的なアプローチも検討したい方
- 植毛などの手術にはまだ抵抗があり、メスを使わない選択肢から考えたい方
- ダウンタイムを短く抑えながら薄毛対策を進めたい方
- 頭皮環境を整えることから始めたい方
慎重に検討
- 妊娠中・授乳中の方
- 円形脱毛症や頭皮の皮膚疾患・感染がある方(原因への治療が優先されます)
- 注入する薬剤にアレルギーの既往がある方
- 国内未承認の薬剤を使うことのリスク説明に納得できない方
- 持病や服薬があり、医師が不適と判断した方