M字リップ形成のダウンタイム|経過・期間・過ごし方
ダウンタイムの全体像
上唇の腫れ・つっぱりが1〜2週間ほど(強い腫れは3〜4日が目安)。抜糸は5〜7日後が一般的です。個人差があります。
ダウンタイムの目安は1〜2週間(強い腫れは3〜4日、傷あとの赤みは数週間〜数ヶ月かけて落ち着くことが多い/個人差あり)、人前に出られるようになるのはデスクワークは翌日〜数日から可能なことが多いとされます。マスクで縫合部を隠しやすいため出社のハードルは比較的低めですが、接客や人前に出る予定は、強い腫れが引く3〜4日後以降、できれば1週間程度の余裕を見ておくと安心です。回復の早さには個人差があります。が一般的です。腫れや内出血の出方には体質・施術範囲による個人差があります。
当日〜完成までの経過
麻酔が切れると上唇に腫れやヒリつきが出てくることがあります。縫合部はガーゼやテープで保護される場合があります。出血がにじむこともあるため、口を大きく動かさず安静に過ごします。処方された痛み止めや抗生剤は指示通りに服用してください。
腫れがやや強まり、上唇が厚く見えやすい時期です。冷やしすぎない範囲で軽く冷却すると楽に感じることがあります(冷却の可否・方法は担当医の指示に従ってください)。食事は刺激の少ない柔らかいものを選び、傷口を直接こすらないようにします。
強い腫れのピークを越え、徐々に落ち着き始めることが多い時期です。内出血が出ている場合は色味が変化していきます。会話や軽い食事はしやすくなってくる頃です。
溶けない糸を使った場合は抜糸の時期です(溶ける糸の場合は不要なこともあります)。抜糸後は縫合部の張りが和らぎ、見た目が自然に近づいてくる方が多いとされます。日常生活に戻りやすくなる頃です。
腫れやつっぱりはおおむね落ち着くことが多い時期です。メイクで縫合部以外を整えれば、外出時に気になりにくくなる方が多いとされます。傷あとには軽い赤みが残ることがあります。
形が安定してきて、口元の印象を判断しやすくなる頃です。赤みは引き続き薄くなっていく過程で、引き方には個人差があります。
細かなむくみが取れ、傷あとの赤みも目立ちにくくなって、最終的な状態に近づくことが多いとされます。傷の成熟には個人差があります。
バーは腫れの程度の目安です(個人差があります)。
出やすい症状
| 症状 | 頻度 | 出る時期 | 続く期間 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 腫れ(上唇のむくみ・厚み) | 高 | 当日〜翌日 | 3〜4日がピーク、1〜2週間で軽快することが多い | 上唇が厚く見えやすく、左右差が出ることもあります。程度には個人差があります。 |
| つっぱり感・違和感 | 高 | 当日 | 1〜2週間程度 | 笑う・大きく口を開ける動作でつっぱりを感じやすい傾向があります。 |
| 内出血(青あざ) | 中 | 当日〜2日後 | 1〜2週間程度 | 出る場合は上唇や鼻下に。黄色っぽく変化しながら引いていくことが多いです。 |
| 縫合部の赤み・傷あと | 高 | 当日 | 数週間〜数ヶ月かけて目立ちにくくなることが多い | 最後まで残りやすいのが赤みです。引き方には個人差があります。 |
| 痛み・ヒリつき | 中 | 当日(麻酔が切れてから) | 2〜3日程度 | 処方薬でコントロールしやすい範囲のことが多いとされます。痛みの感じ方には個人差があります。 |
| 知覚の鈍さ・引きつれ感 | 低 | 当日〜数日 | 数週間で徐々に回復することが多い | 一時的なことが多いとされますが、長引く場合は担当医にご相談ください。 |
いつから○○できる?(生活の制限)
| 項目 | 解禁の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| メイク(口元以外) | 翌日〜数日 | 縫合部・傷口にはかからないようにし、担当医の指示に従ってください。 |
| 口紅・リップメイク | 抜糸後〜傷が落ち着いてから | 傷口への直接のメイクは感染や刺激の原因になり得るため、解禁時期は必ず担当医にご確認ください。 |
| 洗顔 | 翌日(口元は優しく) | 縫合部はこすらず、押さえるように。テープがある場合は指示に従ってください。 |
| シャワー | 当日〜翌日 | 顔を強く濡らさないよう注意してください。詳細は施術内容により異なります。 |
| 入浴(湯船) | 数日後(腫れが落ち着いてから) | 血行が良くなると腫れやすいため、最初の数日は短めにします。 |
| 飲酒 | 1週間程度を目安 | 血流増加で腫れ・内出血が悪化しやすいため控えめにします。再開時期は担当医にご確認ください。 |
| 軽い運動 | 数日後 | 血行促進で腫れやすいため、強度は徐々に上げます。 |
| 激しい運動・サウナ | 2週間程度を目安 | 発汗・血行促進は腫れや傷の負担になりやすいため避けます。 |
| 刺激物・熱い飲食物 | 傷が落ち着くまで | 辛いもの・熱いものは傷口にしみやすいため、最初の数日は控えめにします。 |
| 大きく口を開ける動作・うつ伏せ | 数日〜1週間を目安 | 傷の負担になりやすいため、あくびや大笑いも最初は控えめに。うつ伏せで口元を圧迫しないようにします。 |
痛み・麻酔について
痛みの程度の目安は 軽い。局所麻酔で行われるのが一般的です。麻酔の注射時にチクッとした痛みを感じることがあります。麻酔方法は術式やクリニックにより異なります。麻酔が切れた当日〜2、3日はヒリつきやズキズキする痛みを感じることがありますが、処方の痛み止めでコントロールしやすい範囲のことが多いとされます。会話や食事で口を動かすと響きやすいため、最初の数日は柔らかい食事がおすすめです。痛みの感じ方には個人差があります。
ダウンタイムを短く・楽にするコツ
- 最初の数日は冷やしすぎない範囲で軽く冷却し、その後は血行を強く妨げない生活を心がけると腫れが落ち着きやすいとされます(冷却の可否・方法は担当医の指示に従ってください)。
- 就寝時は枕を少し高めにして頭を心臓より上に保つと、むくみが軽減しやすいとされます。
- 飲酒・激しい運動・サウナ・長湯など血行を強く促すものは、腫れが引くまで控えます。
- 柔らかく刺激の少ない食事を選び、傷口を直接こすらない・大きく口を動かしすぎないようにします。
- 処方された抗生剤・痛み止めは指示通りに服用し、自己判断で中断しないようにします。
- 禁煙は傷の回復を妨げにくくします。喫煙は血流を悪くし、回復に影響する要因になり得ます。
リスク・副作用(正直に)
- 腫れ・内出血・痛みなどのダウンタイム症状(程度には個人差があります)
- 傷あと・赤み・色素沈着が残る可能性
- 左右差や、仕上がりのイメージと差が出る可能性
- 感染、血腫、縫合部のトラブル(縫合が外れる等)の可能性
- 一時的な知覚の鈍さ・引きつれ感が生じる可能性
- ケロイドや肥厚性瘢痕など、傷あとが目立つ形で残る可能性(体質による)
- 効果や見た目の感じ方には個人差があり、修正が必要になる場合もあります。気になる症状が続く場合は早めに施術を受けた医師へ相談してください。
ほかの施術との間隔・組み合わせ
「M字リップ形成」と他の施術を受ける場合の目安です。結婚式・撮影などの本番は、腫れと縫合の落ち着きを見て最低1ヶ月前、傷あとの赤みまで考えると2〜3ヶ月前までに受けておくと安心とされます。余裕を持った計画をおすすめします。 同じ施術を繰り返す目安は修正や追加が必要な場合は、傷と形が安定してから判断するのが一般的で、おおむね3〜6ヶ月以上あけて経過を見たうえで担当医と相談します。適切な時期は術式や経過により異なります。。
| 組み合わせる施術 | タイミング | あける期間 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 唇のヒアルロン酸注入 | 要間隔 | 傷が落ち着く数週間後以降が目安 | 同部位への施術が重なると腫れや感染のリスク、仕上がりの評価が難しくなりやすいため、傷の安定を待ってから検討します。時期は担当医にご相談ください。 |
| 口元・口角のボツリヌス毒素注射 | 要間隔 | 腫れが引いてから(数週間後を目安) | 近接部位で、腫れている時期は効果や形の評価がしづらいため、落ち着いてからが無難とされます。 |
| 額・あごなど口元から離れた部位の注入・ボツリヌス毒素注射 | 要間隔 | 担当医の判断による | 離れた部位であれば比較的調整しやすい一方、ダウンタイムが重なると体への負担や評価のしづらさが生じ得るため、計画は担当医と相談します。 |
| 口元周辺のレーザー・ピーリング等の肌施術 | 非推奨 | 傷が十分に治癒してから | 治癒途中の傷に熱や刺激が加わると、色素沈着や傷あと悪化の恐れがあるため、口元周辺は傷が落ち着くまで避けます。 |
| 輪郭・小顔系の外科施術 | 要間隔 | 担当医の判断による | ダウンタイムや麻酔の負担が重なりやすいため、同時期に行うかは全身状態を踏まえて担当医と相談して決めます。 |
こんな人に向いています/慎重に
向いている
- 上唇の形をはっきりさせ、立体的なM字(キューピッドボウ)の口元を目指したい方
- 口角まわりの印象が気になり、口元の雰囲気を変えたいと考えている方
- リップメイクが映える唇のラインを整えたいと考えている方
慎重に検討
- 口元やお顔に活動性の感染・炎症がある方
- 糖尿病など、傷の回復に影響し得る持病のコントロールが不十分な方
- ケロイド・肥厚性瘢痕など、傷あとが残りやすい体質と自覚のある方(要相談)
- 妊娠中・授乳中の方(時期を含め担当医にご相談ください)
- ダウンタイムや個人差を許容しづらい方(仕上がりや経過には個人差があります)