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顎プロテーゼのダウンタイム|経過・期間・過ごし方

中程度(1〜2週間) カテゴリ: 輪郭・小顔の外科手術 最終更新: 2026年7月13日
あごプロテーゼ顎 シリコン
顎プロテーゼは、口の中(下唇の裏側)の粘膜を小さく切開し、あご先の骨の上に医療用シリコンなどでできた人工物(プロテーゼ)を挿入して、あご先の形や横顔のバランスを整える手術です。切開が口腔内のため顔の表面に傷あとが残りにくいとされる一方、外科手術であるため腫れや内出血などのダウンタイムは注入治療より長く、大きな腫れが落ち着くまで1〜2週間、むくみが抜けて輪郭が定まるまでは1〜3ヶ月程度かかることが一般的とされます。術後はプロテーゼのずれを防ぐため、テープやバンドによる固定が3日〜1週間程度行われることが多いです。ここでは当日から完成までの一般的な経過と、固定・食事など生活上の注意点をまとめます。経過や仕上がりには個人差があるため、最終的な判断は医師の診察を受けてご相談ください。
ダウンタイム1〜2週間が目安
痛み軽い
メイク翌日から可とされることが多い
人前・仕事3日

ダウンタイムの全体像

腫れのピークは2〜3日、大きな腫れは1〜2週間が目安です。テープ固定は3日〜1週間程度で、あご先はマスクで隠しやすい部位とされます。

ダウンタイムの目安は1〜2週間が目安(腫れのピークは2〜3日、テープ固定は3日〜1週間程度。むくみが抜けて輪郭が定まるまでは1〜3ヶ月とされます)、人前に出られるようになるのはマスクを着用できるお仕事であれば、3日〜1週間前後で復帰する方が多いとされます。固定中の数日はテレワークや休暇にあてると安心で、人前に出るお仕事は固定が外れる1週間前後が一つの目安です。腫れの出方には個人差があります。が一般的です。腫れや内出血の出方には体質・施術範囲による個人差があります。

当日〜完成までの経過

施術当日

手術は30分〜1時間程度が目安です。麻酔が切れると鈍い痛みが出やすいため、処方された鎮痛薬で対応します。あご先はプロテーゼのずれを防ぐテープなどで固定されます。食事は麻酔の影響が抜けてから、熱いもの・硬いもの・刺激物を避けたやわらかいものにします。うがい薬などで口の中を清潔に保つよう案内されることが一般的です。

翌日

腫れが強く出やすい時期です。あご下に内出血があらわれることもあります。頭を高くして寝る、首から上を温めすぎないなどでむくみを抑えやすくなるとされます。固定は指示どおり継続します。デスクワークやテレワークであれば再開する方もいますが、無理は禁物です。

3日後

腫れのピークを越え、少しずつ引き始めることが多い時期です。施設によってはこの頃にテープ固定が外れる場合もあります(固定期間は3日〜1週間程度と施設により幅があります)。食事はまだやわらかいものを中心にし、切開部に強く当てないよう注意します。

1週間後

大きな腫れがかなり落ち着き、固定も外れることが多い時期です。マスクを外しても腫れが目立ちにくくなってくる方が増え、仕事や学校への本格復帰の一つの目安になります。口腔内の傷もふさがってきて、食事の制限が緩和されていきます。

2週間後

見た目の腫れはだいぶ目立たなくなり、内出血も薄れてくることが多い時期です。まだむくみで輪郭がぼんやりして見えることがありますが、日常生活はほぼ通常どおりに戻せる方が多いとされます。

1ヶ月後

むくみが残る程度になり、あご先の形が見えてくる時期です。軽い運動を再開する目安にもなります。あご先を強く押す・うつ伏せで寝る・頬杖をつくなどの圧迫はまだ避けたほうが安心とされます。

3ヶ月後(完成の目安)

むくみが抜け、輪郭が定まってくる完成の目安の時期です。しびれや感覚の鈍さも多くは改善傾向になるとされます。左右差や形の気になる点があれば、この頃の診察で医師に相談するとよいでしょう。完成までの期間には個人差があります。

バーは腫れの程度の目安です(個人差があります)。

出やすい症状

症状頻度出る時期続く期間メモ
腫れ(あご先〜あご下)施術直後ピークは2〜3日、大きな腫れは1〜2週間あご先からあご下にかけて腫れが出ます。ピークを過ぎると徐々に引きますが、むくみ程度の腫れは1〜3ヶ月残ることがあります。
内出血(青あざ)当日〜数日1〜2週間あご先だけでなく、重力であご下〜首元に広がって出ることがあります。時間とともに黄色っぽくなり薄れていくのが一般的です。
痛み・圧迫感麻酔が切れた後〜数日数日〜1週間麻酔が切れると鈍い痛みや押されるような感覚が出やすいですが、処方された鎮痛薬でコントロールできる程度のことが多いとされます。
あご先のしびれ・感覚の鈍さ施術直後〜数週間〜数ヶ月あご先の感覚をつかさどる神経(オトガイ神経)の近くを操作するため、一時的にしびれや鈍さが出ることがあります。多くは徐々に回復するとされますが、長引く場合は医師にご相談ください。
口の開けにくさ・突っ張り感施術直後〜1〜2週間口の中を切開するため、大きく口を開けたり話したりすると突っ張る感じが出ることがあります。食事や会話に支障が出る強い症状は徐々にやわらぐ傾向があります。
口腔内の傷・違和感施術直後1〜2週間(粘膜の傷はふさがるのが比較的早いとされます)切開部は口の中のため外からは見えません。溶ける糸で縫合されることが多く、その場合は抜糸不要です。食べ物が当たるとしみることがあります。

いつから○○できる?(生活の制限)

項目解禁の目安ポイント
テープ・バンドによる固定3日〜1週間程度は指示どおり継続プロテーゼのずれを防ぐ大切な期間です。固定期間や方法は施設により異なるため、自己判断で外さず指示に従ってください。
食事当日から可(やわらかいものに限る)/通常食は1〜2週間後を目安に口の中に切開部があるため、熱いもの・硬いもの・辛いものは数日〜1週間ほど避けると安心です。大きく口を開ける必要がある食べ物も当面控えめに。
歯磨き・うがい当日から(切開部を避けて優しく)感染予防のため口腔内の清潔が重要です。切開部を歯ブラシで直接こすらず、処方や指示があればうがい薬を併用します。
メイク翌日から可とされることが多い切開が口の中のため顔のメイクは比較的早く再開できますが、テープ固定部は固定が外れてからになります。
洗顔翌日から(あご先をこすらず優しく)固定テープを濡らさないよう注意し、あご先への強い刺激は避けます。
シャワー当日〜翌日から(首から下)患部を濡らさない範囲であれば当日から可とされることが多いです。施設の指示に従ってください。
入浴(湯船)1週間後を目安に血行が良くなると腫れや内出血が長引くことがあるため、大きな腫れが引くまでは短時間のシャワーが無難とされます。
飲酒1〜2週間後を目安にアルコールは血行を促進し、腫れ・内出血の悪化や感染リスクにつながる可能性があるため、腫れが落ち着くまで控えると安心です。
運動軽い運動は1〜2週間後/激しい運動は1ヶ月後を目安に血流が上がる運動は腫れをぶり返すことがあります。接触のあるスポーツはあご先への衝撃を避けるため、さらに慎重にしてください。
サウナ・岩盤浴1ヶ月後を目安に高温で血行が促進され、腫れやむくみが長引くことがあるため、しばらく控えると安心です。
あご先のマッサージ・圧迫(うつ伏せ寝・頬杖)1ヶ月後を目安に(医師の許可が出てから)プロテーゼが組織になじむ前の強い圧迫はずれの原因になり得るとされます。寝るときは仰向けで頭を高めにすると安心です。
歯科治療(特に下あごの処置)1〜3ヶ月後を目安に(緊急時を除く)口腔内の処置は感染リスクや切開部への影響が考えられるため、予定がある場合は美容外科と歯科の双方に相談してください。
隠せる?バレない?:難易度 ●●○○○ / マスクで隠しやすい。あご先はマスクで覆える範囲のため、腫れやテープ固定はマスクでかなり隠しやすいとされます。内出血があご下〜首元に広がった場合は、ハイネックやスカーフ、コンシーラーの併用が役立ちます。切開部は口の中のため、傷あと自体が人目に触れることは基本的にありません。マスクを外す場面が多い方は、大きな腫れが引く1〜2週間の余裕をみておくと安心です。隠れ方には個人差があります。

痛み・麻酔について

痛みの程度の目安は 軽い。局所麻酔のみ、または静脈麻酔(眠ったような状態)を併用して行われることが一般的です。麻酔方法は施設や希望により異なるため、痛みが不安な方はカウンセリングで医師にご相談ください。手術中は麻酔で痛みが抑えられます。麻酔が切れた当日〜数日は、鈍い痛みや押されるような圧迫感、口を動かしたときの突っ張りが出やすいですが、処方された鎮痛薬でコントロールできる程度のことが多いとされます。痛みの感じ方には個人差があり、強い痛みや腫れが悪化していく場合は感染などの可能性もあるため、早めに施術を受けた医療機関へご相談ください。

ダウンタイムを短く・楽にするコツ

リスク・副作用(正直に)

気になる症状が長引く・強くなる場合は、自己判断せず施術を受けた医療機関に相談してください。

ほかの施術との間隔・組み合わせ

「顎プロテーゼ」と他の施術を受ける場合の目安です。結婚式・撮影などの本番がある場合は、大きな腫れが引く1〜2週間だけでなく、むくみが抜けて輪郭が定まる1〜3ヶ月を見込み、本番の2〜3ヶ月以上前までに受けておくと安心です。 同じ施術を繰り返す目安は入れ替えや修正を行う場合は、腫れが引いて組織が安定する3〜6ヶ月以降が一つの目安とされます。ただし感染などのトラブルが起きた場合はこの限りではなく、早期の抜去が必要になることもあります。時期は必ず施術を受けた医師と相談してください。

組み合わせる施術タイミングあける期間理由
あご先へのヒアルロン酸注射要間隔すでに注入している場合は術前に溶解を検討/術後の追加注入は完成(3ヶ月〜)以降を目安にあご先にヒアルロン酸が残っていると正確なデザインが難しくなるため、術前に溶解注射を提案されることがあります。術後の微調整目的の注入も、輪郭が定まってから医師と相談するのが一般的です。
顔の脂肪吸引(頬・あご下)同日可同日に併用される場合がありますフェイスライン全体を整える目的で同日に行われることがある組み合わせです。ただし同日に行うと腫れは強く出やすくなるため、体への負担やダウンタイムの許容度をふまえて医師が判断します。
エラボトックス要間隔腫れが落ち着く2〜4週間後を目安に腫れが強い時期はフェイスラインの評価が難しく、デザインの判断がぶれやすいためです。順番や間隔は目指す輪郭により変わるため、医師と相談してください。
糸リフト要間隔1〜3ヶ月を目安に(医師の判断による)あご周りの組織が落ち着く前に糸で引き上げると、腫れの重複や仕上がりの評価のしにくさにつながることがあります。組織が安定してから検討するのが無難とされます。

こんな人に向いています/慎重に

向いている

  • あご先が小さい・後退していて、横顔のバランス(Eライン)が気になる方
  • 口元が前に出て見える印象をあご先とのバランスで整えたい方
  • ヒアルロン酸注射の定期的な再注入によらず、長期的な変化を検討したい方
  • フェイスラインにメリハリをつけたい方
  • 口の中の切開のため、顔の表面に傷あとを残したくない方

慎重に検討

  • 妊娠中・授乳中の方
  • あご先や口腔内に感染・炎症がある方(虫歯・歯周病の治療中は事前に相談を)
  • 骨格の状態から骨切り(オトガイ形成)など他の術式が適していると判断される方
  • あご先への強い衝撃が想定される格闘技などを日常的に行う方(時期・可否は医師に相談)
  • 持病や服薬があり、医師が不適と判断した方

よくある質問

顎プロテーゼの手術は痛いですか?
手術中は麻酔で痛みが抑えられます。麻酔が切れた当日〜数日は鈍い痛みや圧迫感が出やすいですが、処方された鎮痛薬でコントロールできる程度のことが多いとされます。口を動かすと突っ張る感覚は1〜2週間ほどでやわらぐ傾向があります。感じ方には個人差があるため、不安な点は医師にご相談ください。
仕事は何日休めばよいですか?
マスクを着用できるお仕事なら3日〜1週間前後で復帰する方が多いとされます。テレワークなら翌日〜数日での再開も可能なことがあります。人前でマスクを外すお仕事の場合は、大きな腫れが引く1〜2週間の余裕をみておくと安心です。腫れの出方には個人差があります。
マスクで隠せますか?周りに気づかれたくないのですが。
あご先はマスクで覆える範囲のため、腫れや固定テープは隠しやすい部位とされます。内出血があご下や首元に出た場合はハイネックやスカーフも役立ちます。切開は口の中なので傷あとが見えることは基本的にありません。むくみが完全に抜けるまでは1〜3ヶ月かかるため、じっくり変化していく分、気づかれにくいという声もありますが、個人差があります。
プロテーゼは一生もちますか?入れ替えは必要ですか?
医療用シリコンは劣化しにくい素材とされ、問題がなければ長期間そのまま維持できる場合が多いとされます。ただし、感染・ずれ・輪郭の変化・骨吸収などで抜去や入れ替えが必要になる可能性はゼロではありません。定期的な経過観察を受けながら、状態に応じて医師と相談していくことになります。
骨が溶けると聞きましたが本当ですか?
プロテーゼが長期間骨に接することで、接している部分の骨が少しへこむ現象(骨吸収)が起こる可能性が指摘されています。起こる頻度や程度には個人差があり、必ず起こるものではないとされますが、リスクとして理解しておきたいポイントです。気になる方はカウンセリングで医師に詳しく確認することをおすすめします。
プロテーゼがずれたり、浮き出たりしませんか?
術後早期の強い圧迫や衝撃はずれの原因になり得るため、固定期間を守り、うつ伏せ寝や頬杖をしばらく避けることがすすめられます。また、サイズや形が合っていないと輪郭が浮き出て見えることがあるため、事前のデザインとプロテーゼの選定が重要とされます。万一ずれや浮き出しが気になる場合は、修正について医師に相談できます。
食事はいつから普通にできますか?
麻酔が抜けたら当日からやわらかいものは食べられることが多いですが、口の中に切開部があるため、熱いもの・硬いもの・辛いものは数日〜1週間ほど避けると安心です。通常の食事に戻す目安は1〜2週間ですが、切開部の治り具合により前後します。食後のうがいなど口腔内を清潔に保つことも大切です。
入れてみて合わなかったら、元に戻せますか?
プロテーゼは抜去できる場合が多く、その意味では修正の余地が残る施術とされています。ただし抜去や入れ替えにも手術とダウンタイムが必要で、組織の状態によっては完全に元どおりにならない可能性もあります。まずはシミュレーションやカウンセリングで仕上がりのイメージを医師と十分にすり合わせることが大切です。

受ける前に、信頼できる医師に相談を

ダウンタイムの出方は施術範囲・体質で変わります。経過やリスクの説明が丁寧なクリニックを選びましょう。

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この記事について
美容外科・美容皮膚科の一般的な知見、各製剤・医療機器の添付文書、公的機関・学会の公開情報をもとにダウンタイム.com編集部が作成・更新しています。特定の医療機関の広告ではありません。より正確性を高めるため医療監修体制の構築を進めています。
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