まつ毛育毛治療のダウンタイム|経過・期間・過ごし方
ダウンタイムの全体像
塗るだけの外用治療のため、腫れや傷などのダウンタイムはほぼありません。仕事・メイク・外出は当日から通常どおり可能なことが一般的です。
ダウンタイムの目安はダウンタイムはほぼなし(かゆみ・赤みなどの刺激症状が出た場合は数日〜使用中続くことがあります)、人前に出られるようになるのは当日から通常どおり可能です(外見の変化はなく、休みは不要なことが一般的です)が一般的です。腫れや内出血の出方には体質・施術範囲による個人差があります。
当日〜完成までの経過
診察・処方を受け、夜の洗顔後に1日1回、上まつ毛の生え際に細く塗布するのが一般的な使い方です。外見の変化はなく、腫れや傷もないため、仕事や外出はいつもどおりで問題ありません。塗布量や塗る範囲は処方時の説明に従ってください。
見た目の変化はまだありません。メイクやコンタクトレンズも通常どおり使えることが一般的です(塗布のタイミングとの兼ね合いは後述の注意を参照)。人によってはかゆみや軽い刺激感を感じることがあります。
まつ毛の変化を実感するにはまだ早い時期です。この時期はかゆみ・赤み・色素沈着などの副作用が出ていないかのセルフチェックを兼ねて、毎晩の塗布を習慣にしていきます。強い刺激感や充血が続く場合は使用を中断し、医師に相談してください。
早い方では、まつ毛のハリや伸びに変化を感じ始めるとされる時期です。まだ実感がなくても効果がないと判断するには早く、継続が前提の治療とされています。塗布部の黒ずみが気になり始めた場合は、塗り方の見直しを医師に相談するとよい時期です。
長さ・太さ・濃さの変化を実感する方が増えてくるとされる時期です。あらわれ方には個人差があり、変化を感じにくい方もいます。経過に不安がある場合は、処方を受けた医療機関で診察を受けてください。
承認薬の臨床試験では4ヶ月程度の継続使用で効果が評価されており、このあたりがひとつの判断の目安とされます。効果を維持したい場合は、頻度を調整しながら継続する方法などを医師と相談します。使用をやめると徐々に元の状態に戻っていく傾向があります。
まつ毛には毛周期があるため、使用を中止すると数週間〜数ヶ月かけて治療前の状態に近づいていくとされます。色素沈着が出ていた場合も、中止後に薄くなっていくことが多いとされます(経過には個人差があります)。再開や継続の判断は医師にご相談ください。
バーは腫れの程度の目安です(個人差があります)。
出やすい症状
| 症状 | 頻度 | 出る時期 | 続く期間 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| まぶたのかゆみ・ヒリつきなどの刺激感 | 中 | 使用開始後数日〜数週間 | 数日〜使用中(軽快しない場合は中止で改善が期待されます) | 塗布部位に軽いかゆみや刺激感が出ることがあります。続く場合や強い場合は自己判断で我慢せず、処方を受けた医師にご相談ください。 |
| まぶた(塗布部)の色素沈着・黒ずみ | 中 | 使用開始後数週間〜数ヶ月 | 使用中持続(中止後、数週間〜数ヶ月かけて薄くなることが多いとされます) | 薬液が皮膚に付着した範囲で起こりやすいとされます。生え際だけに細く塗り、はみ出した分を拭き取ることで軽減が期待できます。 |
| 目の充血・赤み | 中 | 使用開始後数日〜 | 数日〜使用中 | 薬液が目に入ると充血が出やすくなるとされます。塗布量を守り、目に入った場合は洗い流してください。続く場合は受診をおすすめします。 |
| 目の乾燥感・異物感 | 低 | 使用開始後 | 数日〜使用中 | 一時的なことが多いとされますが、コンタクトレンズ使用者は症状が出やすい場合があります。気になるときは医師にご相談ください。 |
| 虹彩の色調変化(黒目の色が濃くなる) | 低 | 長期使用後 | 中止しても元に戻りにくいと指摘されています | 頻度は低いとされますが、点眼薬として目に入る使い方をした場合などに報告があります。まつ毛への外用でも薬液が目に入らないよう注意が必要です。 |
| 上まぶたのくぼみ(眼瞼溝の深化) | 低 | 長期使用後 | 使用中持続(中止で改善する例が報告されています) | 同系統の成分の長期使用で、上まぶたがくぼんで見える変化が報告されています。目の印象の変化に気づいたら医師にご相談ください。 |
いつから○○できる?(生活の制限)
| 項目 | 解禁の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| メイク | 当日から制限なし | 塗布は夜のクレンジング・洗顔後の清潔な状態で行うのが一般的です。朝のメイクは通常どおりで問題ありません。 |
| 洗顔・クレンジング | 当日から制限なし | 塗布前にアイメイクや油分をしっかり落としておくと、薬液がなじみやすいとされます。目元は強くこすらないようにしましょう。 |
| 入浴(湯船) | 当日から制限なし | 入浴後・洗顔後に塗布する流れにすると習慣化しやすくなります。 |
| 飲酒 | 当日から制限なし | 外用治療のため飲酒の制限は特にないとされます。 |
| 運動 | 当日から制限なし | 運動の制限は特にありません。塗布直後に大量の汗をかくと薬液が広がる可能性があるため、就寝前の塗布が無難です。 |
| サウナ・岩盤浴 | 当日から制限なし | 制限は特にないとされますが、塗布直後は避けて就寝前に塗ると薬液がとどまりやすいと考えられます。 |
| コンタクトレンズ | 塗布後15分程度あけて再装用が目安 | 塗布前にレンズを外し、塗布後は時間をあけてから装用するよう案内されることが一般的です。夜の塗布ならそのまま就寝すれば問題になりにくいです。 |
| 塗布範囲・塗布量 | 処方時の指示どおり(上まつ毛の生え際のみが一般的) | 専用アプリケーターや清潔なブラシで細く1回分だけ塗り、はみ出した薬液は拭き取ります。下まつ毛や皮膚への付着は色素沈着や意図しない部位の毛が濃くなる一因とされます。 |
| 目をこする | 常時控えめに | 塗布後に目をこすると薬液が広がり、充血や色素沈着、周囲のうぶ毛が濃くなる原因になることがあります。 |
| ビューラー・まつ毛パーマ・エクステ | 併用可とされることが多い(負担に注意) | 併用自体は可能とされることが多いですが、引っ張る・こするなどの物理的負担はまつ毛が抜ける原因になります。施術者と医師の双方に併用中であることを伝えてください。 |
痛み・麻酔について
痛みの程度の目安は ほぼなし。麻酔は不要です。皮膚に塗るだけの治療のため、施術としての痛みはありません。使用中にかゆみやヒリつきなどの刺激感が出ることがありますが、多くは軽度とされます。強い痛みや充血が出た場合は使用を中断し、処方を受けた医師にご相談ください。
ダウンタイムを短く・楽にするコツ
- 薬液は上まつ毛の生え際に細く、1日1回・決められた量だけ塗り、はみ出した分をすぐ拭き取ると、色素沈着などの副作用の軽減が期待できます。
- 塗布は夜の洗顔後・スキンケア前の清潔な状態で行うと、薬液が皮膚に広がりにくく、目に入るリスクも減らせるとされます。
- かゆみ・充血・黒ずみ・目の印象の変化に気づいたら、自己判断で続けず早めに処方元の医療機関へ相談すると、悪化を防ぎやすくなります。
- 効果の実感には1〜2ヶ月以上かかるとされるため、塗り忘れを防ぐ工夫(歯磨きとセットにする等)で毎日継続することが結果への近道とされます。
リスク・副作用(正直に)
- 効果のあらわれ方には個人差があり、期待した長さ・濃さの変化を感じられない場合があります。効果を保証するものではありません。
- 薬液が皮膚に付着した部位に色素沈着(黒ずみ)が起こることがあります。中止により薄くなることが多いとされますが、期間には個人差があります。
- 頻度は低いものの、虹彩の色調変化(黒目の色が濃くなる)が報告されており、こちらは中止しても元に戻りにくいと指摘されています。薬液が目に入らないよう使用方法を守ることが大切です。
- 長期使用で上まぶたがくぼんで見える変化(眼瞼溝の深化)が報告されています。目の印象の変化に気づいた場合は医師にご相談ください。
- かゆみ・充血・乾燥感・異物感などが出ることがあります。症状が強い場合や続く場合は使用を中断し、受診してください。
- 緑内障の治療で同系統(プロスタグランジン関連)の点眼薬を使用中の方は、作用が重複する可能性があるため、自己判断で併用せず必ず眼科主治医に相談してください。
- 医療機関によっては海外製の後発品など国内未承認の医薬品が用いられる場合があります。未承認品は国内での安全性・有効性の審査を受けておらず、副作用被害救済制度の対象外となる場合があるため、処方される薬の承認状況を事前に確認することをおすすめします。
- 妊娠中・授乳中の使用は推奨されないことが一般的です。受けるかどうかを含め、必ず医師の診察を受けてご相談ください。
ほかの施術との間隔・組み合わせ
「まつ毛育毛治療」と他の施術を受ける場合の目安です。結婚式・撮影など「まつ毛の変化を実感した状態」で迎えたい予定がある場合は、実感まで1〜2ヶ月、評価の目安が4ヶ月程度とされるため、本番の2〜4ヶ月以上前から開始しておくと余裕があります。開始時期は医師と相談して計画してください。 同じ施術を繰り返す目安は1日1回・夜の塗布を毎日続けることが前提の治療です。回数や量を増やしても効果が高まるとはされておらず、副作用のリスクが上がる可能性があるため、用法・用量は処方時の指示を守ってください。継続期間や休止の判断は、経過を見ながら医師と相談します。。
| 組み合わせる施術 | タイミング | あける期間 | 理由 |
|---|---|---|---|
| まつ毛エクステ・まつ毛パーマ | 要間隔 | 同時期の併用可(施術当日の塗布は施設の指示に従う) | 外用治療と美容施術で作用が異なるため併用は可能とされることが多いですが、物理的な負担はまつ毛が抜ける一因になります。グルーや薬剤との兼ね合いもあるため、サロンと医師の双方に申告してください。 |
| 二重整形(埋没法・切開法) | 要間隔 | 術後は腫れ・傷が落ち着くまで塗布を休むのが目安(1〜2週間以上、切開は医師の許可まで) | 術後のまぶたは刺激に敏感で、傷に薬液が触れると刺激や色素沈着の原因になり得ます。再開時期は手術を受けた医師に確認してください。 |
| アイラインのアートメイク | 要間隔 | 施術後1〜2週間程度は塗布を休むのが目安 | アートメイク直後の皮膚は微細な傷がある状態のため、薬液の刺激や色素沈着のリスクを避ける目的で、かさぶたが落ち着いてからの再開が無難とされます。 |
| 目元のボトックス注射(目尻など) | 同日可 | 同日、または針あとが落ち着いてから | 注射部位と塗布部位が近い場合、針あとに薬液が触れないよう当日は塗布を控えるよう案内されることがあります。順番と再開時期は医師の指示に従ってください。 |
こんな人に向いています/慎重に
向いている
- まつ毛が短い・少ない・細いことが気になる方
- まつ毛エクステやつけまつ毛に頼らず、自まつ毛の変化を図りたい方
- 市販のまつ毛美容液では変化を感じられなかった方
- 医師の診察・管理のもとで、承認された医薬品による治療を受けたい方
- ダウンタイムのない方法で目元の印象づくりに取り組みたい方
慎重に検討
- 妊娠中・授乳中の方、近く妊娠を希望している方
- 緑内障の治療でプロスタグランジン関連の点眼薬を使用中の方(自己判断での併用は避け、眼科主治医に要相談)
- 目や目の周りに炎症・感染・傷がある方
- 成分にアレルギーの既往がある方
- 毎日の塗布を継続することが難しい方、持病や服薬の状況から医師が不適と判断した方