マイクロ波治療(切らないワキガ治療)のダウンタイム|経過・期間・過ごし方
ダウンタイムの全体像
ワキの腫れ・むくみは1〜2週間、しこりや感覚の違和感は数週間〜数ヶ月が目安です。ワキは衣服で隠れるため、デスクワークなら翌日から復帰する方が多いとされます。
ダウンタイムの目安は1〜2週間(しこり・感覚の違和感は数週間〜数ヶ月かけて落ち着くことが多い)、人前に出られるようになるのはデスクワークなら翌日から可能なことが多いとされます(腕をよく使う仕事・力仕事は数日〜1週間ほど余裕をみると安心)が一般的です。腫れや内出血の出方には体質・施術範囲による個人差があります。
当日〜完成までの経過
局所麻酔(注射)をしてから照射するのが一般的で、施術自体は1〜2時間程度とされます。麻酔が切れるとヒリつきや鈍い痛み、ほてりが出やすく、保冷剤などでこまめに冷やすよう案内されることが多いです。当日は飲酒・湯船・激しい運動を避け、安静に過ごします。傷はできないためシャワーは当日から可とされることが一般的ですが、患部を温めすぎない・こすらないよう注意します。
腫れ・むくみが目立ちやすい時期です。ワキがふくらんで腕を下ろすと違和感を覚えることがあります。冷却を続けると楽になる傾向があります。デスクワークなど腕をあまり使わない仕事であれば、この頃から復帰する方が多いとされます。
ヒリつきや痛みは峠を越えて落ち着き始めることが多い時期です。腫れやむくみはまだ残り、二の腕や胸の外側まで広がって見えることもありますが、時間とともに引いていくとされます。摩擦や圧迫は引き続き避けます。
腫れ・むくみが引き始め、日常生活はほぼ通常どおりに戻る方が多い時期です。軽い運動を再開する目安とされることがあります。この頃からワキの中にしこりや硬さを自覚することがありますが、組織の修復過程で見られる変化とされます。
見た目の腫れはおおむね落ち着くことが多い時期です。しこり・つっぱり感・感覚の鈍さが残ることがありますが、少しずつやわらいでいく傾向があります。激しい運動やサウナもこの頃を目安に再開を検討します(経過により前後します)。
外見上はほぼ通常に戻る方が多い時期です。しこりは徐々に小さくなり、汗の量の変化を実感し始める方もいます。気になる症状が残っている場合は、経過診察で医師に確認してもらうと安心です。
しこりや感覚の違和感がおおむね落ち着き、効果を評価する目安の時期とされます。汗やにおいの変化には個人差があり、1回で物足りない場合は追加照射を検討することもあります。追加の要否や時期は医師の診察でご相談ください。
バーは腫れの程度の目安です(個人差があります)。
出やすい症状
| 症状 | 頻度 | 出る時期 | 続く期間 | メモ |
|---|---|---|---|---|
| ワキの腫れ・むくみ | 高 | 施術直後〜翌日 | 1〜2週間 | 照射の熱と麻酔液の影響で、ワキから二の腕・胸の外側にかけてむくみが広がることがあります。多くは1〜2週間で引いていくとされます。 |
| 痛み・ヒリヒリ感・ほてり | 高 | 麻酔が切れた後〜数日 | 数日〜1週間 | 麻酔が切れると日焼け後のようなヒリつきや鈍い痛みが出ることがあります。冷却や処方された鎮痛薬で対応するのが一般的です。 |
| しこり・硬さ(硬結) | 高 | 数日〜1週間後 | 数週間〜数ヶ月 | 熱が加わった組織が修復される過程で、ワキの中に硬さやしこりを感じることがあります。時間とともに徐々にやわらぐことが多いとされます。 |
| 内出血(青あざ) | 中 | 当日〜翌日 | 1〜2週間 | 局所麻酔の注射によって内出血が出ることがあります。ワキは衣服で隠れるため、見た目の影響は小さいことが多いです。 |
| 腕や皮膚のしびれ・感覚の鈍さ | 中 | 施術直後〜数日 | 数日〜数週間(まれに数ヶ月) | 照射部位周辺や二の腕に一時的なしびれ・感覚の鈍さが出ることがあります。多くは自然に回復するとされますが、長引く場合は医師にご相談ください。 |
| 水ぶくれ・やけど | 低 | 当日〜数日 | 数週間(色素沈着が残る場合はさらに長期) | 頻度は高くないとされますが、照射部の皮膚に水ぶくれや軽いやけどが生じることがあります。気づいたら早めに施術を受けた医療機関へ連絡してください。 |
| ワキの毛が減る・生えにくくなる | 中 | 数週間後〜 | 長期に及ぶことがある | 毛根にも熱が及ぶため、ワキの毛が減ったり生えにくくなったりすることがあります。程度には個人差があり、脱毛を目的とした治療ではありません。 |
いつから○○できる?(生活の制限)
| 項目 | 解禁の目安 | ポイント |
|---|---|---|
| シャワー | 当日から可とされることが多い | 切開しないため傷はありませんが、患部を熱いお湯に当てすぎない・強くこすらないようにします。 |
| 入浴(湯船) | 数日後〜1週間後を目安に | 体が温まると腫れやほてりが強くなることがあるため、腫れが強い間は短時間のシャワーにとどめると安心です。 |
| 飲酒 | 2〜3日後から(腫れが強い間は控える) | 血行がよくなると腫れ・内出血が長引くことがあるため、少なくとも腫れのピークを過ぎるまで控えると安心です。 |
| 運動 | 軽い運動は数日後から/激しい運動は1〜2週間後を目安に | 発汗や血行の促進、ワキの摩擦は腫れ・痛みを悪化させることがあります。腕を大きく使うスポーツは特に慎重に再開します。 |
| サウナ・岩盤浴 | 1〜2週間後を目安に | 高温で腫れやほてりがぶり返すことがあるため、腫れが落ち着いてからにすると安心です。 |
| 制汗剤・デオドラント | 赤みやヒリつきが落ち着いてから(数日〜1週間後を目安に) | 照射直後の肌は敏感になっているため、刺激のある製品は少し間を空けてから再開すると安心です。 |
| ワキの剃毛・シェービング | 1〜2週間後を目安に | 腫れやヒリつきがある間にカミソリを当てると肌トラブルの原因になることがあります。再開時期は経過に合わせて医師に確認してください。 |
| 医療脱毛(ワキへのレーザー照射) | 肌の状態が落ち着いてから(数週間以上・医師と相談) | 同じ部位に熱刺激が重なると肌トラブルのリスクが高まるとされます。脱毛スケジュールと重なる場合は事前に両方の医療機関へ相談してください。 |
| 腕を大きく上げる動作・重い荷物 | 数日間は控えめに | ワキが強くこすれたり圧迫されたりすると痛み・腫れが悪化することがあります。ゆったりした服装にすると楽に過ごせます。 |
| ワキのマッサージ・強い摩擦 | 腫れ・しこりが落ち着くまで避ける | 自己判断でしこりを揉むのは避け、気になる場合は経過診察で医師に相談してください。 |
痛み・麻酔について
痛みの程度の目安は 軽い。ワキへの局所麻酔(注射)が標準的とされます。施設によっては笑気麻酔などを併用できる場合もあるため、痛みが心配な方は事前に医師へご相談ください。照射前に局所麻酔(注射)を行うため、照射中の痛みはかなり抑えられるとされますが、麻酔の注射自体にチクチクとした痛みがあります。麻酔が切れた後は、日焼け後のようなヒリつきや鈍い痛みが数日続くことがあり、冷却と処方された鎮痛薬で対応するのが一般的です。腕を上げ下げする動作で違和感が出ることもありますが、多くは1週間ほどで落ち着くとされます。感じ方には個人差があります。
ダウンタイムを短く・楽にするコツ
- 施術後2〜3日はこまめに冷却すると、腫れや痛みが軽く済む傾向があるとされます。冷却の方法や時間は施術を受けた医療機関の指示に従ってください。
- 腫れが強い時期は、飲酒・長風呂・激しい運動・サウナなど体を温める行為を避けると、腫れの長期化を防ぐことにつながるとされます。
- ワキがこすれるタイトな服や下着を避け、ゆったりした服装で摩擦・圧迫を減らすと、痛みや腫れの悪化を避けやすくなります。
- しこりは自然にやわらいでいくことが多いため、自己判断で揉まず、経過が気になる場合は診察で相談するのが安心です。
- 薄着の季節やイベントに向けて受ける場合は、腫れ・しこりの期間を見込んで1〜2ヶ月以上(できれば2〜3ヶ月)前に受けておくと余裕をもてます。
リスク・副作用(正直に)
- ワキの腫れ・むくみ・内出血・痛みはほとんどの方に程度の差はあれ生じるとされます。むくみが二の腕や胸の外側まで広がることもありますが、多くは1〜2週間で落ち着く傾向があります。
- しこり(硬結)やつっぱり感が数週間〜数ヶ月残ることがあります。時間とともにやわらぐことが多いとされますが、長引く場合は医師にご相談ください。
- 照射部位周辺や二の腕に一時的なしびれ・感覚の鈍さが出ることがあります。多くは自然に回復するとされますが、まれに回復までに数ヶ月かかる場合や、神経への影響が長引く場合が報告されています。
- 皮膚のやけど・水ぶくれ・色素沈着が生じることがあり、まれに跡が残る可能性があります。照射後に強い痛みや水ぶくれに気づいた場合は、早めに施術を受けた医療機関へ連絡してください。
- 効果のあらわれ方には個人差があり、汗やにおいが完全になくなるわけではありません。1回では変化が物足りず、追加照射を検討する場合もあります。
- 毛根にも熱が及ぶため、ワキの毛が減ったり生えにくくなったりすることがあります。ワキ毛を残したい方は事前に医師へ確認してください。
- 他の部位の汗が気になるようになったと感じる方がまれにいるとされます(感じ方には個人差があります)。
- 妊娠中・授乳中の方、ペースメーカーなど体内電子機器を使用している方などは受けられない場合があります。持病や服薬がある方は事前に必ず医師へ申告し、受けるかどうかは診察のうえでご相談ください。
ほかの施術との間隔・組み合わせ
「マイクロ波治療(切らないワキガ治療)」と他の施術を受ける場合の目安です。結婚式・旅行・薄着の季節など、ワキを見せる予定やにおいが気になるイベントがある場合は、腫れ・しこりの期間を見込んで本番の1〜2ヶ月以上前(できれば2〜3ヶ月前)に受けておくと安心です。 同じ施術を繰り返す目安は同じ部位への追加照射は、腫れやしこりが落ち着き効果を評価できるようになる2〜3ヶ月以降を目安に検討するのが一般的とされます。回数を重ねるかどうかは効果の出方や肌の状態によって異なるため、間隔と要否は医師の診察で判断してもらってください。。
| 組み合わせる施術 | タイミング | あける期間 | 理由 |
|---|---|---|---|
| ボトックス注射(ワキの多汗症治療) | 要間隔 | 腫れが落ち着き効果を評価してから(2〜3ヶ月以降を目安に) | どちらもワキの汗を抑える治療のため、近い時期に重ねるとそれぞれの効果の判定が難しくなります。マイクロ波治療の効果を見たうえで、補助的に注射を検討するかを医師と相談する流れが一般的とされます。 |
| 医療レーザー脱毛(ワキ) | 要間隔 | 肌の状態が落ち着いてから(数週間以上・医師と相談) | 同じ部位に熱刺激が重なると、やけどや色素沈着など肌トラブルのリスクが高まるとされます。脱毛に通っている最中の方は、両方の医療機関に伝えたうえでスケジュールを調整してください。 |
| ワキガ手術(剪除法など切開を伴う手術) | 要間隔 | 効果を評価できる3ヶ月以降を目安に検討 | マイクロ波治療の効果が出そろう前に手術へ進むと、必要のない治療を重ねることになりかねません。効果が物足りない場合の次の選択肢として、経過を見てから医師と相談するのが一般的とされます。 |
| 顔の注入治療・レーザーなど他部位の施術 | 同日可 | 同日に受けられる場合があります | 施術部位が離れていれば同日に受けられることが多いとされます。ただし麻酔の使用量や体への負担を考慮して調整する場合があるため、可否は医師が判断します。 |
こんな人に向いています/慎重に
向いている
- ワキの汗じみ・においが気になるが、切る手術には抵抗がある方
- 傷あとを残したくない方
- 手術のような圧迫固定や長い安静期間を取りにくい方
- 制汗剤でのケアに限界を感じている方
- 定期的な注射の繰り返しではなく、長期的な汗対策を検討したい方
慎重に検討
- 妊娠中・授乳中の方
- ペースメーカーなど体内に電子機器を使用している方
- 照射部位に感染・皮膚疾患・強い炎症がある方
- 局所麻酔にアレルギーの既往がある方
- ケロイド体質の方や重い持病がある方など、医師が不適と判断した方